The 3rd Joint meeting
KALO&JLOA(日韓合同舌側矯正歯科学会)無事に講演も終えることが出来ました!お世話になった先生方、ありがとうございました。アジアだけでなく、ヨーロッパのドクターも多く参加されており大変盛況でした。
今回、日韓合同舌側矯正歯科学会で講演した内容は、矯正治療にとってとても重要な「保定」についてです。
保定とは、矯正治療で歯を動かしたあとに歯を安定させる期間のことで、保定の質が矯正治療の結果を左右するといっても過言ではありません。
舌側矯正(裏側矯正)後の保定は、装置が裏側についているという特性のため、どうしても歯肉がはれやすく、通常のリテーナー(保定装置)では対処しにくく、舌側矯正をおこなっている矯正歯科医を悩ませてきました。どうにかしてそれを克服できないかと、いろいろなリテーナーを試したり改良したりしてまいりました。今回、舌側矯正後の保定に有用なクリアベルトリテーナー(CBR)について、日韓合同舌側矯正歯科学会で講演をおこなってきました。
講演後、予想以上に国内外の多くの先生方に興味を持って頂き、学会場での質問だけでなく、後日当院にメールで詳細の問い合わせがきたりと、微力ながら貢献できたのではないかと嬉しく思っています。